ning-tie
忍耐。持てる力を最大に発揮できるタイミングを図って、アクスルペダルを踏むんだ。それは0秒いくつかのホンのわずかな時間。ライバルたちには、早いものもいるし、遅いものもいるかれど、マシンの性能はびっくりするほど離れているわけじゃない。言うなれば操る側のひらめきだけが、このモータースポーツのおもしろいところかな。FOMULA-eという新しいカテゴリーができて、(これがまた、速くて、静かだときたモンだ)F1カテゴリイの行方は不明だけれど、この金持ちのスポーツが、レギュレイション変化に対応し、ずっと、「憧れ」のカテゴリイであることを望むばかりだ。(スピードだけなら、インディカーなんかのほうが上だけどね。)
僕にとってのフォーミュラは、生沢徹。もちろんプロダクトカーのカテゴリイで走った福沢も忘れられない存在だ。タカハシ、ホシノ、ナカジマ、サトウタクマ、みんな憧れのドライヴァだけれど、生沢のその「輝き」には勝てない。彼はある意味、パイオニアだから。1600ccのロータスが2000ccをカモるところが爽快だ。(本当に嬉しいことに各時代の日本グランプリレースのVTRがネット上で見られるから、記憶だけでものを申すことはなくなっていますが)さて時代は変わって今週のイモラサーキット。またやってくれました、角田。入賞です。今日のタイトル「忍耐」は、彼のこと。早い遅いはとても重要なことだけれど、大切なのは、何らかの事情で100パーセントの力を出せない状況にあっても、いたわりつつ、勝負しつつ、「最後まで走る」ことが重要なわけです。
こういっちゃなんですが、イマドキの若者があらゆる「競技」で本当にワールドワイドに活躍して、それもトップクラスだというのが、少し前の日本とは違っています。参加することが第一などという世界を覆していますから。しかし競技中の実際の顔が全く見られないスポーツというのもF1だけですね。
モニタ見ながらニンマリしているこのオッサンをどうぞ、お許しください。、、、、いいぞ、オオタニ。
TVで、おじいさんの言葉を「~~じゃ、とか、ワシ、とか~~のう」とかいってますが、あんな言葉使うヒト、近くにいます?いまうしろのTVのほうで、そんなクイズがあったので、気になって。