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2021年3月12日 (金)

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演奏しなくちゃいけない「リハマークB」が、眼前に迫ってくるそのとき、演奏するよりも「聴いていたいな」と思った。舞台は仙台。歌手は宗さん。曲は「思い出のイマジン」。事前に曲のリストが上がってきたとき、「うっひゃ~」と、喜んだのは、わたし。大好きな曲。これは宗さんの手によるモノではなく、一般応募の「素人」さんが作った曲。30数年前にはじめてこれを聴いたときに、なんだか涙が出そうになった。別れの理由は知らないけれど、作者が別れた彼女につたえたかったちいさなことが、妙に心にのこった。その後何度か演奏はしてきたが10数年はこの曲を演奏しなかった。今回のコンサートの宗さんの選曲の理由は知らないけれど、この二日間のコンサートではこの曲が披露されるんだ。

職業で演奏をしていて、嬉しいのはこういう時だ。歌手、作者、誰彼かまわずに、自分が好きな曲を演奏すること。「思い出のイマジン」はそういう曲だ。そこでは、ジョン・レノンは脇役だ。出会いと別れがあって、あるとき、イマジンが流れる。ふたりで聴いていたあのイマジン。そして彼は詞の最後の行で、君に伝えたかったことを言う。「今朝、子犬が生まれたよ。今朝、子犬が生まれたのさ。」。この、「子犬が生まれる」という言葉・景色が、ボクに、なんともいえない時間をくれる。杉やケヤキの大木だって、小さな小さな2枚の葉っぱが目を出すところから始まる。「生命」が生まれる・育まれるという、瑞々しいドラマに思いを馳せて、自分や辺りを見回すと、たくさんたくさんいいことがある。19歳の猫のリンが後ろ脚を引きずっているのを見て、胸がいっぱいになることだって、いいことの一部かもしれない。

ヒヤシンスのことを書こうと思って写真用意して、タイトルのキイ叩いたら、「思い出のイマジン」のハナシになりました。かんけいないけれど、乗せちゃいます。通年何もしませんが、ちゃんと、咲いてくれます。ゴクロウサマ、アリガトウです。

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