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2021年2月 5日 (金)

吉田拓郎

便利なもんだ、わかってるけれど。探さなくちゃいけない曲があって、あちこちキーワード打ってると、ふいに、拓郎のサムネイルに出会う。見ちゃおうとクリック。そこから地獄が始まる。あれ見てこれ見て、あっち見てこっち見て、のうちに、気が付けば2時間も色々見てる。ありとあらゆるものが、どこかのホストに保存され、つながっていて、こんなものあったんだ、って、次から次へ際限ない。イカンなぁ、こりゃ。

で、拓郎さん。「外は白い雪の夜」。松本隆作詞のこれ。男と女の別れの景色が展開する。どこかの今でいうカフェなんだか飲み屋なんだかふめいだけれど。別れの話になると感じてた女の準備が切ない。何回か弾いたことはあったけれど、歌詞にはあまり興味なかった。テロップに流れる松本隆の歌詞をあらためて見ながら聞いていると、それこそ、タイムスリップしそうになる。場所が変わってそれが駅のプラットホームになると伊勢正三の登場だ。必然の雪が降るなかでの「サヨナラ」。こちらは悲しいというか、なんだか「はかない」。「外は・・」に比べると、別れに登場する二人はすこし若く思える。前者のほうが若干歳が上で、若干都会的というか、いくつかの恋だ愛だのの経験が豊富に映る。

シンシア、という曲レコード盤のサイドBには「竜飛崎」という曲が入っていた。泥運びのおばちゃんが眼前に登場する。「ドてっぱらをぶちぬかれちゃった」その景色は、遥か昔、僕を遠い夢の旅へ誘った。青森へ行くときはいつもこの曲が頭のなかを巡っていた。左井岬のことを宗さんがうたっているけれど、この岬は、青森の二つの大きな岬の番ったところだ。で、結局どちらの岬ににも行くことはなかった。青森と八戸くらい。

「都万」という村を知ったのは「都万の秋」だった。隠岐の島の漁港が舞台だ。「イカ釣り船が帰ると、小さなおかみさんたちが」集まってくる。「盗人など隠れられない」この島の秋が、少しの行からあふれでていた。

しばらくすると、「祭りのあと」だ。♪祭りのあとのさびしさは♪。なんでしょ?と。臥待月が現れる。もう帰ろう、もう帰ってしまおう、って呟く。

これらは岡本おさみサンの手による一連の「旅」シリーズみたいなもんだけれど、20くらいだったかどうか、のボクには旅への誘いには十分すぎるほどの説得力を持った詩だった。

いまの若い人たちに、いろいろな思いを提供している多くの作家やシンガーの歌詞群には、こういった「旅」(でも「観光地」でも、なんでもいい)を詠ったものがあるんだろうか。ボクの少し前の演歌歌謡曲世代の「旅」シリーズは、たいてい飲み屋街のどこそこで、という件で、まちの名前を変えれば、どこの町、ほかの町、でも通用する、またはアレンジできる安易(ではないけれど、=ごめんなさい、作詞家のセンセ)な、歌詞ばかりで、面白くもなんともなかったのを思い出した。

いろんなもの、あまり、見ちゃいけないのかな。思い出まで引き連れてくるんだな。

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