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100円足らずで買ったトマトの苗木が大きくなりました。で、実をつけちゃって。今横幅3㎝です。プチトマト以外は作ったことがなかったので、さて、この先はどうなることか。うまくいって3個くらい収穫できたら、そりゃ、儲けモンです。奥はキウリ。2週前に植えたルッコラは虫に食われたところがありますが、味は昨年とかわらず。コレ、ジツは種をとっておいて播いたのでありまして。トマトといっしょに「明日葉」買いました。虫害はなくスクスクと。も、たべてもいいかな。
ピアノを弾いていると、いろいろな人や境遇の出会いがあります。モチロン、ほかの職業でも何でも同じように出会いはありますが。何年かぶりに轢いた松山千春の「恋」。(だれそれが亡くなって、とか、病気のときにきいていて、とか、で。)弾いてみたら、いい曲でした。それぞれの思いの曲を奏でて「ありがとう、ゆっくりやすめます。おやすみなさい」などと言われると演奏家としては気分が非常に良い。ただ、他人の曲=才能なので、これが自分の曲になればとおもいながら。
さて、オシゴトっぽく書きますが、こういう曲を弾くときの手順はこうです。①メロディの譜面を作る。かんたんなものでいい。②RHメロディ、LHコード。この時は4分打ちでかまわない。③歌詞を読む。この時にアレンジがきまります。アレンジはピアノ一本でもコンボバンドでもオーケストレイションでも。④ここで「さてどうしましょ、」を、両手に課す作業です。どこからどういうふうにオ料理するか。そして香辛料の場所もちょっと作ります。アルペッジョの場所や大きなフレーズの場所を明確にすると、「起承転結」のバージョンができます。⑤次がイチバン大切な作業。引き算の開始です。弾きすぎているところはないか?っ子は両手もコードも要らないとか。
これら一連の作業を、その場ですることもあるし、前もって準備することもあります。昨日は「学生時代」を録っていてシーケンスには向かないことがわかったので、生=手弾きで。どんどん形が変わっていって最終的にボサっぽいのが出来ました。聞き手の気持ちを予想して作る作業はある意味「賭け」ですが、タノシイタノシイ作業です。
何を目指して政治家になったのか知りませんが、「党首討論会」この形ならやめたほうがいい。もしくは、野党の皆さん、おハナシ合いして、どなたかひとりに任せて、長い時間やりあったほうがいい~出来ないんだなぁこれが~。新聞の見出しにもならないようなお話合いなら不要な時間でしょ。どの党首も国民の声を代表して、と、標榜するなら、声がどこに反映されているかをしっかり把握しなくちゃいけない。
あれもこれもこうしたい、こいしましょ、というテーマを抱える立候補者が多くいます。今朝の新聞の、とある立候補者はたったひとう掲げておりました。「NHKの料金をなくしたい」と。爽快だった。(ボクはこのNHK,料金はともかく、内容が杜撰だと思ってます。このチャンネルは極端なハナシ、ドキュメントとニュースと天気予報でいい。特に音楽やドラマなど必要なく。そういうものはほかの民放y有料チャンネルがやればいいことです。スポーツ番組の放映権料だって詳らかにしなくちゃ。相撲なんて協会と抱き合わせで。お給料だって不透明。外注している番組の多いこと。地方局のほとんどなにもしてない感。)
朝にすべきことを終えて、10:30の時刻に間に合うように出かけた。普段は20時台の上映に行くんだけれど、シゴトと上映回の時刻が合わなくて、こうなりました。本日は「空母いぶき」。日本の映画はいつ以来かな?「海賊と呼ばれた男」以来かな。
さて上映中のこの映画、いつもよりも客が多く15名くらい(?)。内容は仮想の戦争、ありがちな。さてどう、だれが止めるかという。原作は「かわぐちかいじ」。あの「沈黙の艦隊」や「ジパング」の作者、タノシカッタ。。内容をかいつまんで書くと、ある国が日本の領土に上陸し巡視艇に攻撃、自衛隊出動にあたったのが空母いぶ、ここから、艦船、ヒコーキ、潜水艦、合い乱れての攻め合い凌ぎあいが展開され、結果・・となるというオハナシ。だから、映画館のおっきな画面が必要なわけです。
日本映画、ちゃんと出来てました。ロケーションもセットも、一番大事な演出も。ちゃんと金をかければ、これくらいのもの、アメリカ映画に負けやしません。偽物丸出しのセットや配置される綺麗なカット割りにはうんざり、やはり見ていてつまらないけれど、これは違いました。さて役者はというと、それなり。ま、持ち味出す人、無理する人、いかにも、などいろいろですが、某役者・西島は、かわぐちかいじ氏の絵のとおりのなんちゅうか「ニヒル」な役回りで、すこし主役を意識しすぎた感は否めず。佐藤浩市は流石に、総理大臣の立場の困った感を出してました。なかでも突出していたのは本田翼、こりゃ、いいね。困ったのはやはり中井貴一。このひとの出てくるシーンは、しかと本編にとっては欠かせないものではありますが、妙に鼻につく、というより、要らない。アメリカ映画中のウィットからはほど遠く。洒落た感じでインサーション程度がイチバンです。この役者は次に見ようと思っている映画のソーリ大臣の役なんだから、そのギャップが頭から離れずに困りました。いい役者なんだから、選んで出たほうがいい。出過ぎは禁物。この映画にあの存在感は不要でした。
全開の「サイレントキラー」も今回の「いぶき」もいい映画です。なんてたって「楽しい」。ないこと、在りもしないこと、あっては困ること、現実ではないこと。あれこれ・・なってほしいこと。ボクの映画鑑賞対象は「勧善懲悪」が基本なので、それに合致した、よい作品でございます。
で、で、で、で、今度は「アルキメデスの大戦」。戦艦大和建造にまつわる映画。建造をとめようとした山本五十六と数学者。これまたワタクシ好みの映画がやってきます。お楽しみ。菅田将暉さんが主演なので若い女の子なんかも見るのかな。(そういえば、先週のなにかの書評にあった山本五十六。偵察機から攻撃を受けて墜落、死亡までのドキュメンタリイふうのそれ。不時着後もすっと生きていた、っていうそれ。これも読まないわけにはいけない。)
若者たちが、体制に抗議して終結。数年前の「傘」のときもそうだった。100万とも言われ。どこの国にも集会はあるが規模が違う。小さなリズムが大きな抑揚を呼び、うねりとなるような社会は日本にあるのだろうか。今までもいくつものデモがあったがこの規模は半端じゃない。圧力や力に対する非暴力の抗議は政治を司るものにとっては脅威なので、抑えなくてはいけない、排除しなくてはいけない。傍観のボクは、画面のうねりを感じながら、なんだか、他人事のように見ている。わが国は平和なんだろうか。
ホルムズ海峡のきのうの悲しい襲撃。見えない国と国との軋轢。宗教宗派の争い。利権が絡んだ戦い。いつでも世界はいくつもの小さな火を燃やして不安の火種をばら撒く。
先日見た「ドローン」使用による戦争の映画。戦闘機乗りのパイロットは今、モニタ画面を見て操縦桿ならぬジョイスティックを操り、目標を定めてミサイル攻撃をする。そうなんだ、これからはニンゲンは戦地に赴くことなく、画面でそこに到達すればいいわけだ。武器は通常兵器の届かない上空または大気圏外においておけばいいい。目標の捕捉とコントロールは、この数年であっという間に「簡単」になった。GPSのおかげで、誰がどこのビルにいるかまで分かる。各国首脳の現在地を割り出すなんてものは、「へのかっぱ」。現実の映画ではないが、現実はこうなってゆくというのを暗示、いや、想定した、一考に足る映画。では今度は大気圏外においた武器兵器を攻撃する飛翔物体や施設が必要になるってことだ。バカ丸出し。あ、そうだ、空母「いぶき」見なくちゃ。ワタシもバカ丸出し。
朝は霧、雲海。ここからは週に何度も見ることが出来る。どこそこで、「雲海」見学を売りにした観光宿泊などがおこなわれているけれど、どうですか、ここへ。今朝は手前側が晴れておりますが・・。
ある時、無い時の感じはコチラ。
今年もヤオコー川越美術館のスケジュールが出ました。早速。
12月14日㈯15時から。入場料は不要ですが、収容人員を(約100名)越えることがありますので、お問い合わせの上でのご予約・ご来場をお待ちしております。写真のラウンジが会場に「豹変」します。建物はヤオコー社長の厚意を受けた画家・三栖侑嗣さんの絵画リトグラフを所蔵、展示しています。設計は日本を代表する伊東豊雄センセの手による瀟洒な施設です。日本の十指に数えられる有名な建築家ですので、建物を巡ることも、いい勉強になります。学生さんなどがひっきりなしに見学に訪れています。
また川越の蔵の続く街並みは、いかにも小京都の風情で、並ぶ店舗は良い品を扱い、良い食を提供します。土曜日、ゆっくりと家を出て散策。池袋からは至近、道路も各方面からのアクセスがよいところなので、安心して行くことが出来ます。散策後は少し遅い食事、ソレカラ美術館へ。近隣にも見どころの多い場所です。絵画鑑賞のアトは、隣のトトロ(笑)・氷川神社にて参拝=この間に座席が用意されますので。で、それからコンサート。これで日帰り観光しちゃいます。
では12月に。
リポートされる料理の「ヴォリュウミイ」と、建築屋の「アフターフォロー」。この日本語、どうにかならんのかね。