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2018年7月 8日 (日)

山桃の記

母はヤマモモの木について、いつもこう言ってた。「ヤマモモはね、K条サンのウチと、ウチにあるのが古い木で、北はこのあたりまでかな。」って。でも実は、北限はここでもないし、樹木そのものはそこかしこにある。なんでこう言っていたのか、わからない。赤や紫いろに結実して、糖やワインなどに漬けたものを好んで食す。ヤマモモ、好きです。特別にうまいものではないけれど。

子供の頃のトウモロコシはあまり好物ではなかったのに、ここ10年20年は好物に変身しています。今のシーズンはゴールドラッシュと甘甘娘。

ああ、いけない、大雨による水害をモニタで見ていると、ついつい、台風で避難した子供の頃がフラッシュバックする。遊び場や捕虫の堤防が決壊して、泥流濁流が町に流れ込み、生活が麻痺した小さなころ。それこそ命辛々、父は小さなボクの手を引いて家を出る、避難用のトラックに乗り、体育館へ。2歳の頃の記憶がなぜか鮮明なのが悔しい。
あの時と同じようなことが眼前に映し出され、沢山の命が亡くなったことを聞いて、自然の脅威を甘く見ている今の日本全体の甘えが悔しい。
教えを説く人、宗教だかなんだかわからない教義に基づいて行動した信者の結末、翻弄された無関係な人々の悲しい経過。信じることの浅はかさと信じることの強さとの狭間で起きる矛盾に対抗すべくもなく、催眠状態のまま、自分の人生を主のためと勘違いする無防備な信心。もたらされる悲しみに気づかず、他人を巻き込んで、怒りと涙をのこしてゆく。言葉はこんなことのために使われてはならない。言葉が、ひとを動かしてしまうことが悔しい。小さな心が悔しい。太陽・水・木…自然の摂理や父母の優しさを理解しようとすれば、どちらの人にもならずに済んだかもしれない。詐欺に出会わなかったかもしれない。

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