Mちゃん
Mちゃんにいただいたミモザの花束。「オトモダチにいただいたんでお裾わけ、」って。見事な黄色。「春の色?わたしね、これ見ると春が来たな、って思うのよ、」って。アリガトございます。

いま住んでいるマンションにはいろいろな職業の方が暮らしています。自分に近いところでは、歌手、ピアニスト、そして自称音楽家など。まりちゃんは、ステンドグラス、ガラス造形の作家でございます。かつては飲食店を経営いていましたが、いまは、半分奥様。花が好きで、お宅のテラスにはおっきな鉢植えがたくさん。部屋に入り切れない大きさの作品を作るゲージツ家でございます。
で、ゴミを出しにいくと小さな紫色の花。

桜をはじめ、春の桃色の花は数種類知っていますが、足元にも春がやってきておりました。とりわけムラサキとか薄紫色というと結びつくのが高山厳さんの歌。20の頃から好きな歌で今の「歌謡曲」調からは程遠く。いい悪いではありませんが、昔の歌のほうが共鳴できる曲が多かったです。先日のとあるパーティで演奏した「空のはて」が忘れられません。彼の実家に伺ったときのギャップにおどろきつつも、ナチュラルな大阪人の横顔を見た記憶が蘇ってくるわけで。
♪僕が黙ってきみを見ると、ちいさな手をさしのべて、薄紫の花を摘んで、そっと掌にのせてくれたよ♪
まったく日本の四季というのは、うまくできているもんだと、三日月見ながらひとり納得の夕べでございます。
新しいランチア・ストラトス。こりゃこりゃ。手に入れるにはフェラーリ一台犠牲にしないと作れない(フェラーリを改造して作る)などという話をきくと、イタリア人の考えることは無縫だな、と。かつてのストラトスの発想だって斬新極まるものでした。理由は特にないのですが「春の車」だな。
そういえば、オクヤマのCode ZERO。こんなもの作る日本人もいますが。
さて、トロロッソ・ホンダ、今年は「春」が来るでしょうか?
明後日は岡本侑子さんとイベント。その前に一本別のシゴト入れたんで、撤収キツイなと予想。シャッシャカ・シャッシャカやらないとギリギリですワ。
先日は歌手の泉水美保さんとお会いする機会があり、少しセッション。愉しい夜でした。「春」の歌手でございます。