搬入の宿
♪タ、タタタ、タ~、タタ、タリララ~、と、歌のようにはいかない楽器搬入。性能と音質、金額或いは質量、の兼ね合いから楽器を選択するのは、一人での搬入を考えてのこと。
世の中には、イロイロな理由で楽器を選択するひともいるということを、楽器メイカーの方、ご勘案を。
ソレカラ、施設においては、どこそこでやりたい~気持ちを、動線に繋げられるかという配慮。で、実際は10%くらいの関係者しか、そんなことは考えていないのであります。
駐車場、搬入口、リフト、階段、スロープ、転回部。すべてが〇などという設置施設はないワケで。一番の問題は駐車場から搬入口への実質的な距離。及び雨天時の対応。さて、最も怖いのは、「階段」。これは、ジゴク。
埴生の宿は、なだらかな上下のメロディが、質の高い和声が弾き手によって可能だが、辛い搬入を伴う宿は、弾き手=搬入者の場合、なかなか、笑顔になれない時がある。特に体の一部に不都合な痛みをもつ時。
などと書きましたが、要するに階段で楽器搬は、ありがたくないという、ワタシ。10月くらいから調子のよくない部位があって、荷物持つのを苦手としております。
で、これから5年くらい先のこと。いつまで楽器持てる体力があるかな、などと、不安になることがあります。これは楽器だけではなく、すべての家庭内の重量物に対して。だから、軽い生活を旨としなくては、と心がけています。自分の笑顔のために。