利器
少年たちを半ば羨ましいと思う。なんでもある。欲しい情報は瞬時に手に入る。生まれた時からTVや電子機器やCPU、移動の手段は高速、に、囲まれているのだから当然だ。で、羨ましいと書いたけれど、ホントはとりたてて羨ましいワケじゃない。 ドラマ南極物語を見た。たった50年前には、優秀なレーダーすらなく、情報も乏しく、国家の理解もままならぬまま、「冒険」をすること。あるのは大和魂くらいのもんだ。宗谷などそもそも砕氷船ではないのだから。(ドラマのこと~いくらなんでもうねりの前兆もないところからたった1秒後に台風の大波被るという絵はよくないよ。夜中に氷山にぶつかったのかと思った。キャスティングもイマイチなカンジ) そういえば、海の中から元寇の舟の残骸が見つかった。 ハヤブサがイトカワに往復し、ヴァージンは亜宇宙へ旅客機を飛ばす時代だ。ダ・ヴィンチの絵画の真贋はともかく、いろいろなものを解析する術がいくらでもあるのに、一握りの良からぬ思想の下で暮らす国民や、いろいろな災害を未然に食い止められないもどかしさがあることを認識する。紙と鉛筆持ってあちこち飛び回るのも取材だけれど、情報網を駆使して周知するのも取材だ。
眠る前にまた向田を読んでいた。なんともきらきらした文章だ。品がある。今夜はひさびさに懐の深い山口瞳とでもいくか。でも、5ページくらいで寝ちゃうんだ。反省。
レギュラーの場所や講師はともかく、最近すこしライブが少なく、反省。いただいたアレンジの仕事は来週。あっ、と・・・やることがあった。あした。
文明の利器使ってやることやらなくちゃ。
あ、祖師谷大蔵の「のりこ」、WEBに大きな顔出しちゃマズイでしょ。ひさびさに見たよ、その顔。また、三島にいらしてくださいな。
なんでインドでF1なのかね。そりゃ、金は持ってますが。中東やアジアがヨーロッパからは金のなる木なんだろうけれど。