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2011年8月 4日 (木)

稜線

さっきまで綺麗に見えていた天城・万二郎岳の稜線が鈍くなって修善寺から先が望めなくなった。それから暫し、次は大仁の城山が霞んだ。南箱根の方から雲がやってきて青空・白い雲が陽を遮って灰色に変わった。

お、風向きが変わった。今日の天気は予報通りだ。30日の沼津から続く毎夜の花火。部屋の南窓からは、修善寺、大仁、長岡、韮山の花火の連夜だ。一日おいて締めは清水町と函南町、裾野だ。東北は4大祭りの最中。較べるにはあまりに規模が違うが夫々地元の大きな祭りだ。牡丹・菊・柳の三態を醸す花火師はこの時期・夏は大忙しだろう。

ぼくは三島大社の境内に上がる花火が好きだった。上げ方は今の電気式ではなく昔ながらの例の種火を煙管に投げ入れる打ち上げ花火だ。祭りのひとの顔を照らす街中の祭りの花火だった。長閑さや儚さを消し去るかのような昨今の物量連発花火は華麗だが風情に欠ける気がしてならない。どん・空白・どん、で、ボクには丁度いい。

今朝というか、深夜というか、まことに夜空がきれいだった。星が沢山輝いていた。こちらはちいさな灯りだけれど、消えない灯り。空気がそれをきらきらとさせて、花火とは違ったナイトショウを見せた。夜空の8月。 母がくれた小遣いは10日くらいで死んでしまう金魚や毒々しい色だけれどおいしいワタアメや鼈甲色の飴に姿を変えて少年の8月を封じた。そしてまた秋が来るんだ。

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