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2008年6月 1日 (日)

八ヶ岳tips

井上公雄の工房は八ヶ岳を望む大泉にありました。夢宇谷を登っていくと、奥まったところにいきなり現れる。いきなり石ころ、いや、小さな地球をちりばめた、その遥かな淵が、なんだか「こころ洗われる」ように迎えた。大地に埋まった女体のオブジェは、数千年の時を経たときに、すこしヤツレテその存在を誇示しているであろうか。円く切り取られて穴の穿いた硬質な自然は風雨に晒されて角が取れているであろうか。化石に掘られたビーナスはヨーロッパ地中海のそれよりも輝きを放っているであろうか。髄所に溶けたような細工を施された階段は風化して、階段の機能を保っているであろうか。あっても60年くらいしか意識のないわれわれが、千年単位での作品を生みだして、そのパッションを何世代あとの人間に伝承できるものだろうか。深山幽谷ではないが、10センチさきが自然である環境に囲まれた工房は、われわれの訪問をひとつも阻むことなく、やさしく迎えいれてくれた。いただいた悠久を、そっと、にこにこと、こころのなかに留めておきたい、そんな工房でありました。     

       「あとりえ」のオーナーに連れてきていただいた、あとりえ最後のイベントに参加できて、とてもよかった。八ヶ岳倶楽部から始まった一日はRimg1161 仙人のつくる蕎麦をRimg1164 Rimg1166 昼飯に、井上の工房を挟み、最後は「パイの家エムワン」でのサプライズコンサートで幕を降ろしました。めでたし、めでたし。

河口湖のコンサートは雨天のため室内に変更となりましたが、ゆかりさんの歌とユキちゃんのピーと響き渡る音が、週末の森にこだまして、これまためでたしめでたし。で、このパターンは、次回、十里木にてのコンサート・・8月2日に。そのまえに川崎で、マキネエチャンとまた演奏します。ああ、いい二日間でした。

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コメント

悪天候の中、またまた本当に素敵なステージを有難うございましたm(__)m このご恩をどんな容で、お返ししいたら良いのかと思います。人との出逢い・ふれあいが何よりも大切な宝物と感じます。心より、感謝を込めてm(__)m 有難うございました。

バリ島で訪ねた寺院、ウブド村や田園風景を思い出しながら読みました。で、写真は、オブジェかな?と、目の悪い私は拡大してみました。・・・・・なんと、仙人 蕎麦。
この1年近くブログを読んでいて気がついたこと
ブログの主は、”蕎麦好き”であること。
当たってますか?
私の友達の蕎麦好きは、今、北海道のそば粉がお気に入りだそうです(確か、松前あたり・・・)

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